運転免許証は生活する上でとても便利です。 運転免許があれば、買い物や旅行など、生活の選択肢が広がります。 最近は仕事として、外国人ドライバーが働いているのをよく目にするようになりました。 そんな運転免許証どうやって取得するればいいでしょう…?
1.本国でも運転免許証を持っていないため取得する
1) 教習所や運転免許合宿に参加する
日本人が運転免許証を取得する場合、教習所や運転免許合宿に通うことが一般的だと思います。
外国人の方が教習所や運転免許合宿は安定して運転免許証を取得できる方法の一つです。
しかし、座学では日本語で授業やビデオを受講する必要があり、高度な日本語が求められるため、
ハードルが高い方法でもあります。
費用も15万円から40万円ほどかかる点など、決して簡単に取得できる方法ではないでしょう。
2) 警察署で一発合格にトライする
本来運転免許証は警察署管理となっており、警察の運転免許試験場(運転免許センター)で学科試験と技能試験を突破するものになります。
膨大な交通ルールや運転の技術を要領よく学ぶことができた場合に受けられる方法です。
日本の交通ルールを勉強した上で、運転技術の自信がある場合は、警察署に直接出向いてトライする方法も一つの選択肢になりそうです。
この場合、学科試験の通訳など事前に相談すれば、家族や友人同席の元で試験を受けられると聞いたこともあります。
2.運転免許証を日本の免許証に変更する
1) 本国の運転免許証が有効期限内の場合
これが最も簡単に日本の運転免許証を取得することができる方法です。
以下の必要書類を準備して運転免許試験場に提出します。
=必要書類= ・運転免許証 ・JAFの運転免許証の翻訳文 ・住民票(住所がない方はパスポート) ・パスポート(滞在期間証明のため古いパスポートも必要) ・写真(運転免許証の証明写真とは別に準備) ・運転免許取得国滞在一覧表 ・持っていれば日本の運転免許証(以前持っていた別の車種、期限切れのものなど)
2) 本国の運転免許証が有効期限切れの場合
新たに日本の運転免許を取得するという方法もありますが、言語の面や費用などの負担を考えると簡単に選択できませんね。
その場合、大使館や領事館で運転免許の更新を依頼することが可能です。
しかし、国を跨いでの更新の申請になるため、数ヶ月間などかなりの時間を要することが多いです。
そのため、里帰りした際に本国で本人が免許を更新する、今は使わなくても念の為、更新しておくことが良いと思います。
3.国際免許証を取得する
外国人なら国際免許証があるではないか!と思う方も多いかもしれません。
実は、本国で国際免許証を発行した後、日本に上陸した日から1年間又は当該免許証の有効期間のいずれか短い期間でしか有効ではありません。
国際免許証が有効な国は、ジュネーブ条約に基づく国際免許証の国。または、政令で定められているスイス連邦、ドイツ連邦共和国、フランス共和国、ベルギー王国、モナコ公国及び台湾が対象です。
短期間で運転免許が必要な場合にはこちらを使用することが便利です。
まとめ
運転免許の取得についてご紹介しました。もっと詳しく知りたい方は以下をチェック!
警察庁 外国の運転免許をお持ちの方
JAF 運転免許証の翻訳文を発行したい方へ
運転免許証を取得するのはややハードルがありますが、家庭を持ったり、環境が変わったときに車が運転できると安心感が違うと思います。
外国人で無免許運転してしまったという事件も時々見聞きします。
言語やルールが違うからこそ、しっかりと免許を取得して安全に生活できるよう整えていきましょう!
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